西條辰義氏の公共財を協力して作るゲームについて

西條辰義氏の公共財を協力して作るゲームだが、実験の前提条件に欠陥があると思う。
参加者にゲームの内容や勝利条件等を説明するときに、その目的をゲームの勝ち負けであると参加者が認識したとしたら、数百円の違いで相手を出し抜いて上位に入れるなら、僅かな課金や賞金の減額など気にせずに戦略的にゲームを楽しもうとするだろう。
これがあと二桁金額が違えば多くの学生は金を優先したかもしれない。
他の国での実験には直接西條辰義氏が行わずに、同様の実験を現地の人がやったとのことだが、このときの説明が勝ち負けのゲームとして楽しむ趣旨なのか現金を純粋に多く獲得することが目的なのか日本の時と全く同じニュアンスで伝わっていたのか怪しい。
そしてこの結果を見て僅かな金銭の違いのために面白く無いゲームをすることが、意地悪ではなくて、駆け引きをより楽しもうとしたことが意地悪だと考えるのは合理的では無いと思います。

旭日旗と朝鮮人

古代中国人は北方騎馬民族に度々占領支配されていた。特に鮮卑という騎馬民族モンゴル高原を制覇し、後に三国志曹操の建てた魏や隋、唐帝国鮮卑族が支配者の国であった。
その鮮卑族が北京辺りに建てた燕の武将が1000人の部下と共に半島に難民として逃れて原住民のワイ族を征服して建てたのが衛氏朝鮮です。朝日の昇る東の果ての鮮卑族の国という意味であり、偉大な鮮卑の一員であることを強調した名前なのです。しかし、その後漢に滅ぼされ満州のフヨ族に征服され、更にエベンキのユウロウやヨクソ等未開な狩猟採集民が侵入して今の半島には鮮卑系の血は極めて薄いのですが、その後の高麗時代にモンゴル帝国の属国となった時、モンゴルが半島に置いたお目付役が明の時代に高麗を裏切って建てたのが李氏朝鮮です。
鮮卑とは何も関係ないが、古代に文明をもたらした衛氏朝鮮にあやかっただけです。
その朝鮮の名の由来である朝日の旗が日本のものである事が許せないのでしょう。
李氏朝鮮を建てた李成桂は明の皇帝に二つの案から国名を選んで貰ったそうです。属国として明に与えられた国名で権威付けして政権を安定させたのです。その明に与えられた大事な朝鮮の名の由来である朝日を表す旗を、色々思うところのある隣国の日本が民族の文化として使う事は悔しいと言うより妬ましい限りなのでしょう。本当は自分達が使いたかったのにと思っていることでしょう。軍国主義と結びつけて揶揄するのは、本音を意地でも言いたくないからです。そのうち旭日旗が朝鮮に起源があるとか言い出すことが目に見えるようです。だから日本は使うなとか言うかもしれません。
また、韓国の国旗も日本へ派遣された使節一行が、途中の船の中で自分の国の国旗が無いことに気づいて慌てて作ったものです。日本に入港する時に船に掲揚する必要があったからです。時間も材料も無かったので、船に有った日本の日の丸の旗を使って描き足したのです。半分日本の旗を使っているようなもので、何故作り直さないのか不思議で仕方ありません。その後日本に併合されたから丁度良くなったのかもしれませんが、独立したなら新たに作れば良いのにと老婆心ながら思う次第です。
将来北朝鮮に併合されたら、北の旗で統一することになるのかもしれませんね。